2010年4月20日火曜日

白菜

白菜はとても身近な野菜です。

白菜の日本における生産量はダイコン、キャベツに次いで3番目に多いといいます。
水分90%といわれますので、なんとなく健康にも美容にもよいようなイメージがありませんか。実際、美肌効果が期待されているのです。

栄養素:
白菜にはビタミンC、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル、他にイソチオシアネート(アブラナ科(大根、かぶなど)の辛味成分)なども含まれています。
これら栄養素は、特に芯の部分に豊富に含まれています。
葉がしっかりと巻いている、ずっしりとしたものを選びましょう。
イソチオシアネートは、消化の促進、血栓の予防、ガンの予防などの作用が知られています。
これらの栄養成分から白菜の効能としては美肌効果、風邪の予防、便秘の改善、利尿作用、動脈硬化やガンの予防などが挙げられます。

昨今、野菜というと、農薬、産地偽装などの問題が噴出してきましたが、生産者の顔が見えると安心ですね。有機低農薬栽培などが普及してきているのは良いことです。

冬の鍋で沢山食べても安心ですね。
大晦日には家族ですき焼き鍋を囲んだものです。普段は青背の魚中心でしたが、大晦日には牛肉の上等のところを奮発しました。・・余談ですが、このスタイル、半世紀をはるかに超えていますが、洋食化が生活習慣病の原因と言われている今日、
未だにこれといった病に取りつかれていません。有難いことです。

2010年2月13日土曜日

関節痛

関節痛は高齢者が多くなるとリウマチとかで、膝の痛みを訴える話が多くなります。

1.関節の痛みの原因
関節の痛みの一番の原因は、加齢による軟骨の変形と減少によります。
軟骨は、骨と骨とをつないで、滑らかに動かしてくれます。
健康な軟骨は水分を多く含んだ弾力のあるスポンジのようでして、それとは逆に変形・減少が始まった軟骨は、水分がなく古くなってしまったスポンジのようなものです。
このスポンジは消耗品で、擦り減っていくと、動くときに骨同士が擦れ合って炎症を起こし、痛みになります。

2.関節痛の対策
不足している軟骨成分を補うこと
適度な運動で筋力を維持すること
太らないようにすること

3.関節を強くする成分
・グルコサミン:軟骨成分の基本で、軟骨を作り擦り減った軟骨を修復します。また、炎症や痛みを抑えます。
グルコサミンはアミノ酸の一種で、カニやエビといった甲殻類の殻に多く含まれています。
1日の摂取量の目安は 1500mg以上。
・コラーゲン:人間の体を構成するタンパク質の一種。軟骨細胞を再生します。
ビタミンCと共に摂ると効果的です。
・ビタミンC:水溶性ビタミンの一種。コラーゲンを生成・保持してくれます。


4.寒い季節の関節痛対策
暖房で室内を適温に冷やさない
カイロやサポーターを使って関節を冷やさない
入浴時には関節を十分に温める。そして入関節をマッサージして血行をよくする
入浴後も冷やさないこと
ウォーキングや水泳など、関節に負担の少ない運動を定期的にすること
外出する時は厚いゴム底の靴を履いて膝への衝撃を和らげること。
運動はとにかくあらゆる機会をとらえる。例えば掃除、炊事など、関節に負担をかけない程度の家事で運動不足を解消することも考えられる。

2010年1月24日日曜日

コッペパン

コッペパンは、学校給食や昼の弁当の代わりによく食べました。給食では1個1食で扱いやすいこともあったようです。ふっくらとして、細長い、中ほどに厚味を感じる、あのふんわかした感触が親しみを感じるのです。

コッペパン・・・パンというと外国から来たと思いがちですが、コッペパンは日本で生まれたパンで、和製の外来語といったところでしょうか。
似たような形をしているフランスパンは、外側が硬いですが、コッペパンは柔らかくて食べやすいですね。

コッペパンの名の由来
フランスパンの「クーペ」に由来するといいます。でもフランスパンとは原料が違いまして、コッペパンの方が柔らかいです。

流通が変わる
昔といっても戦後ですが、パン屋さんでジャムとバターを塗ってもらったものです。
なかでも、半分にバターを塗り、片方にはジャムを塗り、合わせて食べるのが美味しかったですね。お客と店員さんがジャムお願いします、と対話をしながらの買い物、こういうのはいいですね。

今では、パン屋さんのお店でジャムなどを塗るのを注文することはなくなったのでしょうか。そういうの、ついぞ見かけません。コンビニでは店先での煩わしさというのでしょうか、すでにジャムとクリームが合わせて塗って、パックされていますね。

太平洋戦争中は、お米が配給制になり、コッペパンが一人一食一個が考えられたそうです。
このことはまだまだ幼く記憶にありません。
戦後に学校給食が始まった時は、栄養面で食生活の改善に役立つ、取り扱いが容易で衛生的、主食として飽きがこない、などで採用されたといいます。

今では、
コンビニでジャムとクリームを塗ったのが、ラップに包装されて売っています。
つぶあん、コロッケ、スパゲッティ、焼きそば、マーガリンやマヨネーズの入ったポテトサラダなどがはさんであるのもあります。
こうなるとまさにサンドイッチです。
パンの形が丸くなれば、ジャムパン、あんぱん、クリームパンですね。
名はカタカナでも、コッペパンはわが国で生まれたというのですから、未だに健在なのはうれしいですね。国民食、こういうの、日本の文化というのでしょうか。

2010年1月9日土曜日

ゴマグリナン

栄養素のゴマリグナンとは、ゴマに含まれているリグナン類の総称です。
リグナンとは、野菜や果物など、植物に微量に含有される成分であるファイトケミカルの一種です。そういってもわかりにくいですが。

ゴマリグナンには、セサミン、セサモリン、セサミノール、セサモールなどの種類があり、
体内での抗酸化作用が期待されているのです。

・歴史
ゴマの発祥地はアフリカのサバンナ地帯
紀元前3000年頃から、ナイル川流域で栽培され始めた
日本には中国から伝来された
日本では、精進料理に欠かせないとして、古くから大切にされている


・効能
ゴマリグナンの主な働きは、抗酸化作用、体内の活性酸素を取り除く
肝臓の機能がよくなり、アルコールの分解力が高まる
コレステロールが小腸に吸収されるのを阻止する
コレステロールが肝臓で合成されるのを防ぐ
高血圧を改善する


・摂取
ゴマの種類に白ゴマ、黒ゴマ、金ゴマなどがあるが、リグナンの量や栄養価にはほとんど違いはない
白ゴマ・・脂質が約55%、ゴマ油の原料になることが多い
黒ゴマ・・果皮に抗酸化物質のアントシアニンがある
金ゴマ・・香りが非常に強いので、懐石料理などによく用いられる

・摂取の目安
特に決まっていない
少量でもよいので、毎日摂る
体内のゴマリグナンを増やすには、ゴマを食べるしかない
ゴマはさっと炒り、すり鉢などですって食べる方法がベスト

2009年12月23日水曜日

あじというと干物ですね。普段は干物を焼いて食べています。刺身ではめったに食べません。生食は大分に行ったときに関鯵を食べました。とて。もおいしかったです

一般には、マアジ、ムロアジ、シマアジなどが出回っています。

名前 美味しくて参ったから魚+参ったと書く。旧暦の3月頃が最も美味しいから魚+参と書く。・・などといわれています。

産地 地付きの鯵は5~7月が最も美味しくなります。
回遊型は、大量に採れる時期は3月に九州、4月に駿河湾沖、5月は房総沖です。9月の三陸沖の鯵は脂がのって美味しいです。鰹と似ていますね。

干物への加工は、沼津市が4割を占めていますが、地元の鯵は脂がすくないので、九州産か輸入物を使っているとのことです。

成分 イノシン酸・・旨味の成分でコクがあります。コラーゲンは少ないので、身の離れがよくないです。

干物・・・水分が減って味が濃縮され、日光によってタンパク質が分解され、旨味成分が増えて美味しいです。

市場 国内漁獲 年間20~30万トン程。このうち島根県と長崎県で50%近くを占めています。輸入は6万トン程。
生鮮30%、干物に30%、養殖魚の餌に40%。

その他 関鯵が有名です。殆ど全国に地付きの鯵はします。
ムロアジはクサヤの原料と思われるようですが、通常は、クサヤムロというムロアジに近い種類が使われ、ムロアジが使われるのは稀です。
・・クサヤは干物で保存できるが、保存には鰹節、生利節などもあり、こちらは削り節にして出しを取ったりおにぎりなどに使われる。

あじの漁獲量 2007年
出典:農林水産省HP
  百t %
全国 1,945 100.0
島根 458 23.5
長崎 374 19.2
愛媛 110 5.7
石川 86 4.4
和歌山 82 4.2
…
静岡 40 2.1
東京 18 0.9

2009年12月5日土曜日

咀嚼で長寿

咀嚼すると、集中力を高め、認知症の予防にもなります。また栄養素の吸収もよくなります。
顎と脳の関係ですが、咀嚼力は、食べ物の消化・吸収を助けるだけでなく、顎の成長発育、脳を活性化させる重要な役割も果たしています。人間は咀嚼する事で顎が発達し、発達した顎でさらに噛み砕くことで食べ物を摂取します。

食べ物を口にしたら、30回以上噛むように、と言われています。
今は、食材に柔らかいものが多く、調理法も手が込んできていますので、さほど噛まなくても食べられるものが多いので、とかく早飲込みしてしまいがちです。
テレビでは料理番組が多く、そこに登場するコメンテーターは、柔らかくて食べやすいですね・・ということが多く、歯応えがあるということは、あまり耳にしません。

咀嚼することの大切さ・・次の通りです。
①顎を発達させ歯を丈夫にする。
②噛み砕くことで消化を助ける。
③唾液の分泌を促進する。
④大脳を刺激し認知症を予防する
⑤集中力を高め、同時にストレスを緩和する

幼いうちから軟らかいものしか食べないでいると、顎が発達しなくなります。現代人より顎が発達していた縄文人や弥生時代の人たちは、1回の食事に行う咀嚼回数は4000回以上、鎌倉時代では約2500回で、江戸から戦前にかけて1500回~1400回に減少します。現代人はその半分以下の620回。

人間が1回の食事に行う咀嚼回数は概ね1500回以上が理想です。現代人の咀嚼回数が減ったのは、硬い食べ物を食べる食文化から柔らかいものを好んで食べる習慣に変化したためでしょう。
ハンバーグ、スパゲティー、フライドチキン、カレーライスなどのは子どもたちの代表的な人気メニューですが、これらのようなあまり噛まずに簡単に飲み込めてしまうことができ、しかも高エネルギー、高脂肪のカタカナ主食は摂り過ぎに気をつけなければなりません。

1回の食事で噛む回数
鎌倉時代 2500
江戸時代 1500
戦前   1400
現代    620

こうしてみるとずいぶんと噛む回数がすくなったものです。柔らかいものを多く食するようになったのですね。そして健康が蝕まれていくということですか。

2009年11月19日木曜日

健康保険財政赤字でジェネリック医薬品推奨

健康保険財政の事情からジェネリック医薬品が推奨されてきているようです。
外国ではかなり前からかなりの比率で使われています。我が国で今頃というのは、業界の働きかけがあったようにもおもえますが・・・いずれにしろ、
ジェネリック医薬品は我が国の財産です。薬効と安全性の定評あるジェネリック医薬品の使用促進しましょう。

「広島県呉市 昨年7月から、後発薬に変更することで節約できる薬代を個別に知らせる「ジェネリック医薬品促進通知サービス」を開始。毎月約3000人を対象に実施し、今年3月までに通知を受けた人の約6割が後発薬に切り替え、約4400万円の削減効果があったという。」

一方では、かっての「安かろう悪かろう」のイメージから抜け切れず抵抗感を抱くケースも多いとの指摘もある。

ジェネリック医薬品の普及率(2008年):数量ベース
米国 68.6%
カナダ 65.6%
ドイツ 63.7%
英国 60.9%
フランス 39.8
スペイン 34.5
イタリア 32.8
日本 17.2(2007年度)

(産経新聞21.10.24より)

上記で見るように、諸外国ではかなり前から使われているのです。

門真市は19日、国民健康保険加入者のうち生活習慣病で新薬を使用している被保険者を対象に、新薬より安価なジェネリック医薬品に切り替えた場合の治療費の差額を通知するサービスを開始すると発表した。
(産経新聞21.10.20)


≪コメント≫
価格は平均して、新薬の約半分だが、欧米に比べ、日本ではジェネリック医薬品の利用はかなり低い。
もっとも、ジェネリックの話が盛り上がってきたのは、健康保険が財政難になってきたからなのだ。背に腹は代えられないというわけだろう。
本来は、そうならなくても使えるものは使う、というのが自然ではないだろうか。
健保財政がここまで追い込まれてくるのははるか前から分かっていたと思う。自己変革できない日本の姿がここにも表れているのだ。